店名の『tobari』は、夜になる表現で使われる『夜の帷(とばり)』が由来。
『とばり』とは暗がりで周囲のものが見えなくなる夜を、とばり(垂れ衣)に見立てた表現のことで、どこにいても街頭やネオンの灯りがついている現代社会では、しっぽりと落ち着ける場所が少なくなってきました。
そんな意味から、落ち着ける居心地の良いお店のデザインを考案。
壁に縦の木目を選んだのは布のイメージから。床が明るいのは酔っ払って危なくない様に。
全体の雰囲気は、落ち着かなければいけないので暗めに。機能とイメージを損なわない様にデザインします。
途中から物件の場所が変わり居抜きになりましたので表装の雰囲気も合わせて変更しました。
既存のお店から雰囲気を変える施工となりました。
私見ですが、昔は居抜きの案件がデザインをする上では嫌いでした。
古い物を使う事が時には新しく製作する以上にお金がかかったり、壊れたり、何か新しい物を作らないとデザイナーでは無いのではと考えていました。
ここ最近は状態がいい物件や物の機能も上がっており、居抜きの方が安く作れたり、デザインとして前の物を活かしながら付加価値を付けるというデザイン手法が費用対効果に一番見合った案件ではないかと経験値を通して感じています。
余談ですが、コラボレーションの株式会社バンプラス様は、サラリーマン時代の私の先輩が独立した会社です。
先輩の大切な人が、SNACKをオープンするためコラボレーションとしてご依頼をいただきました。
当社では、店舗の設計から施工まで一貫してのプロデュースをご提供出来ます。
今回のプロジェクトのように、3DCGやパースもすべて自社でデザイン可能です。
デザインやアイディアに共感して頂けたら
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