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ひとり美容室だからこそ内装デザインにこだわりお客様満足度No.1を目指せ!

近年、ひとり美容室が注目を集めています。

少ないスタッフで運営できて人件費を抑えられ、アットホームな雰囲気で、お客様一人ひとりに丁寧なサービスを提供できるというメリットがあるからです。

 

目次

しかし、ひとり美容室は、大型店と比べて競争力が弱いと感じる方もいるかもしれません。

そこで重要になるのが、内装デザインとお客様満足度、お客様目線です。

 

ひとり美容室における内装デザインの重要性

ひとり美容室において内装デザインの重要性とはどんなことでしょうか?

これまで多くの美容室やサロンを手掛けてきた経験から以下のことが言えます。

お客様体験の向上

内装デザインはお客様の体験に直接影響します。

居心地の良い空間や美しいデザインはお客様に満足感を与え、リラックスした環境を提供します。

お客様がリラックスし、快適に感じることで、美容室の利用頻度が増える可能性があります。

ブランディングとイメージの構築

内装デザインは美容室のブランドイメージを形成します。

特定のスタイルや雰囲気を持った内装は、美容室の個性を表現し、お客様に独自性を印象づけます。

良い内装デザインは、美容室の一貫したブランドメッセージを伝えるのに役立ちます。

▶美容室のブランドイメージとは

作業効率の向上

内装デザインにおいて『導線』は美容師の作業効率に影響を与えます。

適切に配置された設備や備品、明るい照明などは、作業効率を向上させ、美容師がスムーズに仕事を行うのに役立ちます。

▶店舗デザインは導線が命

流行やトレンドの反映

内装デザインは流行やトレンドを反映することができます。

時代に即したデザインや施設は、美容室が時代を追求し、最新のサービスや技術を提供していることを示す手段となります。

競争力の維持

現代の美容業界では競争が激しいため、内装デザインは美容室の競争力を維持するために重要です。

魅力的な内装は新規お客様を引き付け、既存のお客様を維持するのに役立ちます。

美容室におけるお客様満足度を向上とは?

ひとり美容室だからこそ大手とは違い、お客様に寄り添った施術が提供でき、ゆったりとした非日常空間の中で、リラックスして過ごしていただけるメリットもあります。

開業される美容師の方々から伺った話をもとに、具体的に顧客満足度を向上させるポイントについてまとめました。

コミュニケーション

美容師とお客様の間で良好なコミュニケーションを確立することが重要です。美容師はお客様の要望や希望を注意深く聞き、適切なアドバイスや提案を行うことで、お客様が満足するヘアスタイルや施術を提供できます。

ただし、お客様によってはヘアスタイルに悩みがあるわけではなく、別の悩みを抱えている場合もあります。(失恋や環境の変化など。)
そういったことについても、表情を良く観察し悩みを引き出しリフレッシュしてお帰りになって頂くことも大切です。

非日常空間だからこそ話せる環境をうまく活用していくことも重要です。

カスタマーサービスの向上

丁寧な接客やサービスの提供は、お客様満足度を高めるための重要な要素です。笑顔で迎える、親切な言葉をかける、リラックスした雰囲気を提供するなど、お客様が快適に感じるような環境を整えることが大切です。

特にバックヤードが見えてしまわないようにすることも重要なことです。どんなに内装デザインが良くても、スタッフの対応が悪いとお客様は負の感情を抱いてしまいますよね。

技術の向上

美容師の技術力や知識の向上は、お客様満足度を向上させるための重要な要素です。最新のトレンドや技術を学び、高品質な施術を提供することで、お客様に満足してもらえることは勿論重要です。

しかし、施術の質だけがリピート客に繋がるということではありません。
美容師歴20年のベテランが理髪店のような内装で施術するのと、美容師歴1年の新人が高級店で施術するのではどちらが集客できますか?ということです。

美容師歴20年のベテランが理髪店のような内装で施術した場合、非日常空間を演出することができませんし、満足感を与えることができません。

美容師歴1年の新人が高級店で施術した場合でも、内装デザインとスタッフの技術がマッチしておらず、お客様がイメージしていた施術の質を体験して頂くことができず、リピート客の獲得には繋がりません。

つまり、お客様が内装デザインから施術の質をイメージし、実際の技術と近しい場合にリピート客が獲得できるということになります。

清潔さと快適さの維持

美容室の清潔さと快適さはお客様満足度に直結します。施術や待合室で待っているときなどぼやっと店内を見ていることが多く、普段気にしない場所を見ていることもあります。

清潔な施設や設備、快適な待合スペースなどを提供することで、お客様がリラックスし、満足度を高めていくことが大切です。

フィードバックの受け入れと改善

お客様からのフィードバックを真剣に受け止め、サービスや施術の改善に取り組むことも重要です。お客様の声に耳を傾け、改善点を積極的に取り入れることで、お客様満足度を向上させることができます。

▶快適なサロン空間の作り方について

お客様目線になって考える

サービス内容の選定

お客様の要望やニーズに合わせて、提供するサービス内容を選定します。美容室のロゴやヘアスタイルの写真、サービスメニューなどをお客様が分かりやすく見ることができる場所に配置することで、お客様が求める情報を簡単に入手できるようにします。

ホットペッパーなどでも、選択肢が多すぎることでページの離脱につながりやすくなります。
サービスやメニュー名は、端的でわかりやすいネーミングにすることが大切です。

施設のデザインと快適性

美容室の内装や設備を、お客様が快適に過ごせるように設計します。

清潔で明るい空間や、リラックスできる雰囲気を提供することで、お客様がリラックスして施術を受けられる環境を整えます。

予約システムの導入

お客様が便利に予約をすることができるようなシステムを導入します。オンライン予約システムや電話予約、ウォークインの受け入れなど、お客様が利用しやすい方法を提供します。

ただ一概にオンラインシステムを導入すればいいということではありません。
ターゲットの年齢層によっては、オンライン予約に苦手意識があるかたもまだまだ多いです。

オンライン予約システムを導入しつつ、電話や公式LINEからのご予約受付など、システム任せになりすぎないことも注意が必要です。

シェアサロンという働き方

近年、美容室やサロンで開業する人の中で人気なのが、シェアサロンの利用です。
低コストでビジネスをはじめることができるため、フリーランスや開業準備中、店舗改装中の美容師が多く利用しています。

美容室市場規模は縮小すると予想されている一方で、店舗数は大幅に増加。美容室は激しい生存競争が繰り広げられており、個人開業には高いリスクを伴います。

その為、低リスクで独立・規模拡大の特性があるシェアサロンを利用する美容師が増加しています。

シェアサロンのメリット

コスト削減

施設や設備を複数の美容師や理容師で共有することで、個々のコストを削減することができます。家賃や光熱費などの固定費を分担することができます。

カスタマーサービスの向上

独立してサロンを運営する場合、経営リスクを一人で背負うことになりますが、シェアサロンでは複数の美容師や理容師でリスクを分散することができます。

ネットワークの拡大

同じ施設を共有することで、他の美容師や理容師との交流や情報交換がしやすくなります。新しい技術やトレンドについて学ぶ機会が増えます。

柔軟性と自由度

自分のスケジュールに合わせて施設を利用することができるため、働き方や時間管理に柔軟性があります。

シェアサロンのデメリット

集客や事務業務は自分で行う

フリーランス美容師として活動をする場合、集客活動や経理、仕入れや事務業務などを自分で行う必要があります。

InstagramなどのSNSを利用した地道な活動や、売り上げの記帳、確定申告の経理作業などをこなしながら美容師としての技術向上に努めなければなりません。

施設の利用の制約

他の美容師や理容師と施設の利用を調整する必要があるため、希望する時間や日にちに施設を利用できない場合があります。

施設の管理と清潔さの維持

複数の人が利用する施設の管理や清掃、衛生管理などを適切に行う必要があります。

これによって、コミュニケーションや協力が求められますが、それがうまく機能しない場合があります。

ひとり美容室で面貸しをする

面貸しとは、お客様の入らない空いた時間や余っている席を、サロンから他の美容師がレンタルして施術する方法です。

業務委託とは異なり、お客様から頂いた売上はすべて収入となり、その一部をレンタル費としてサロンオーナーに支払います。

借りる立場のメリット

時間の融通がききやすい

午前は私用、午後から美容室で働くといった働きかたができるため、ワークライフバランスの充実ができます。

経営の知識と経験が積める

収支計算や確定申告など、技術以外の経理や事務のことを自分で行うため、経営についての経験を積むことができます。

貸す立場のメリット

空きが無駄にならない

定休日や空いた席を貸すことで、追加の収益をあげることができます。

人件費を払う必要がない

業務委託や正社員と違い、人件費が発生しません。
その為、社会保険料などの負担がなく、固定経費を抑えることができます。

即戦力を確保できる

面貸しの場合、フリーランス美容師との契約が主になるため、教育やコストの手間をかけずに即戦力となる人材を確保できます。

ひとり美容室が人気だとは言え、これから人口も減少する一方となりお客様の確保が難しい時代になってきます。
競合が増える中、生き残っていくためにも、内装デザインで差別化をし、顧客満足度を向上させ、お客様目線になった店舗づくりが重要です。

また、シェアサロンとして『空き』を有効利用できる方法など、フリーランス美容師に利用してもらうことも考えて経営を維持していきましょう。

50/50では、内装デザインだけでなく『融資』・『空間デザイン』・『施工』まで一貫したサービスをご提供し、お客様の手間とコストを削減しております。

予算に合った最適なデザインと施工ルートを厳選し、お客様に満足いただける空間をお届けしますので、お気軽にご相談ください。

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