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店舗外装デザインで競合と差をつける外装デザインの作り方

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京都、大阪の店舗デザイン、設計施工をしています50/50です。
店舗を開業するためにも資金調達、資金計画が必要となります。

▶資金や融資についてはこちら

実際に、店舗をオープンさせた後は、安定的な経営を維持していくことを誰しもが望むことです。

安定的な経営をするために、お店のコンセプトや料理の味、接客なども重要になってきますが、一番重要なことは『お客様が入りたくなる店舗デザイン』です。

店舗の外装デザインを工夫するだけで、集客に成功した事例もあります。

繁盛店と、そうじゃないお店の違いは何か?注意点や重要なポイントについてお話していきます。

目次

1.繁盛店の共通点

飲食店で繁盛しているお店の共通点って何でしょうか?

繁盛するということは、新規のお客様だけでなく、リピーター様も多く『また行きたい』『また食べたい』と思って頂けるお店であるということです。

salesperson

味は勿論のことですが、『内装デザイン』『店舗の独自性』など、その店舗にしかない魅力や、『ロケーション』『
サービスの質』も重要となってきます。

どんなに雰囲気が良くロケーションも素晴らしいお店でも、サービスの質が悪く(接客態度が悪い)、料理の質も悪いのでは、雰囲気も台無しになり、リピートしてくれる確率はかなり下がってしまいます。

このように、繁盛店になるお店は『全体のバランスが良い』ことも大切だということです。

2.店舗のコンセプトを確認する

店舗だけに限らず、事業をする上で『コンセプト』は重要になってきます。

例えば、ターゲット層、利用シーン、価格帯などが明確でないとコンセプトが定まらず、提供するサービスも不明確なものになってしまいます。

亀王ラーメン外観3DCG

▶当社、海外案件コンセプトについて

ターゲット層や、利用シーンなどを細かく設定し、コンセプトに反映させていきましょう。

コンセプトを決めることで、内装デザインや外装デザインなどの『店舗デザイン』も決めやすくなります。
店舗デザインが完成した後では、やり直しが効かないため、予めコンセプトを固めることからはじめていきましょう。

また、コンセプトに迷った時は…競合他社を参考にするのもおすすめです。
先程のターゲット層、利用シーン、価格帯などを一覧にして比較することで、他店のコンセプトが見えてきます。

他店のコンセプトから学ぶこともありますが、他店がやっていないような『差別化』できる部分を発見することもできるため、コンセプトを決める上で、競合との比較は重要となってきます。

当社ではお客様のやりたいイメージを伝えて頂き、言語化してから形にする事を得意としていますので
お気軽にご相談ください。

3.店舗デザイン・外装デザインの重要性

店舗デザインと外装デザインは、お客様に店舗の印象を与える重要な要素となります。

店舗が1階にある場合であれば、オープンしていることを比較的容易にアピールすることが可能ですが、2階以上、地下にある場合は、アピールすること自体が難しくなります。

THE PANCHANデザインイメージ

▶既存建築物1F部分を店舗にした事例

店舗をオープンしたばかりである場合や、2階や地下に店舗がある場合、多くの顧客の目に留まるよう看板を設置することでアピールすることが可能です。

また、商品やサービスに興味を持って頂くためにも『商品メニュー』を設置することもオススメです。

店舗イメージやコンセプトにマッチしたメニュー表を設置するだけでも、ブランディングイメージを十分伝えることができるでしょう。

一方で、イメージとは真逆のメニューを設置した場合、『思っていたお店と違った…。』と、評価を下げてしまうことになりますし、店舗のコンセプトが伝わらないメニューを設置した場合、客足が遠のいていく可能性が高くなってしまいます。

看板だけでなく、細かな部分まで統一させることを意識し、ターゲット層に店舗コンセプトを伝えていきましょう。

さらに、店舗のデザインだけではなく、外壁デザインも重要なポイントとなります。
どんなに店内を凝ったデザインにしていても、外装デザインが疎かでは安っぽく感じてしまう場合も…。

一番は、店内の明るい雰囲気が見えることで、顧客の目に入りやすくなり、安心して入店することができます。
その為の工夫として、『顧客の動き』が重要なポイントとなってきます。

『顧客がどの方向からやってくるのか』を意識すること。
つまり、顧客の視線に合わせた看板や店内の見せ方を工夫することが必要です。

また、近隣の競合と同じデザインでは『個性がない=同じお店』だと思われてしまうデメリットがあるため、競合を分析し、デザイン面でも差別化してアピールすることが大切になってきます。

もちろん、店舗の条件や業態によって必要な資金は変わってくるので、あくまでも目安として捉えてください。

また、物価高騰などから工事の材料費、食材も合わせて上がっていますので開業当初は特に注意が必要です。
2023年現在は2015年から約1.2〜1.5倍となってきています。

4.ファサードで情報を発信すること

看板で店舗の認知ができたら、次に重要なのが『ファサード』です。
ファサードは、より詳しいお店の情報を発信し、一目でお店のコンセプトやブランディングイメージを伝えてくれ、顧客の入店を促してくれます。

ガラス張りで店内の様子が見える店舗であれば、店内のイメージを容易に伝えることができ集客につなげやすいです。店内の様子が見えない場合でも、店内写真をファサードに掲示したり、メニュー表の一部に掲載したりするだけでも効果があります。

弊社のデザイン例を挙げて説明すると、

骨董屋をイメージさせるデザイン

和モダンなファサード
和モダンなファサード

骨董品屋のイメージを残しつつ、上品なイメージを演出しています。
ターゲット層としては、和の骨董品の愛好家などの高所得者、富裕層となります。

洋風骨董屋をイメージさせるデザイン

ロゴを小判風にブラッシュさせながら、外壁は洋風をイメージ
ロゴを小判風にブラッシュさせながら、外壁は洋風をイメージ

カラーも、和モダンとは違いゴールドに近い色にしたことで、高級感を演出しています。
ターゲット層は、洋の骨董品愛好家などの高所得者、富裕層となります。

どんな立地でも馴染むデザイン

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どんな立地でもデザインが壊れることなく馴染むデザインにしています。
どの年代にも入りやすい店舗デザインで、ターゲット層は、幅広くどの年代でも利用しやすいです。

▶ファサードデザイン詳細はこちら

このように、立地やターゲットによってファサードは変化します。
実際に、看板やファサードをリニューアルしただけで、売上がアップした!という店舗もあります。

人との出会いに、“第一印象”が重要。という言葉があるように、ファサードは、店舗の第一印象を決める重要なものです。どんなに美味しい料理やサービスが用意されていても、ファサードの印象が悪いと集客ができません。

それほど、ファサードは重要だと言えます。

5.味・コンセプトよりも入りたくなる店舗づくり

最後に、何度も申し上げますが『味・コンセプト・サービス』よりも、入りたくなる店舗づくりが最重要だということです。

顧客が入りたくなる店舗は?を聞かれると、外壁デザインが優れていることが欠かせないことが必須条件であると答えます。

人も、まず初めは『外見・外観』が目に飛び込んでくるはずです。

人により好みは違いますが、魅力的であればあるほど『知りたい!』と思うことは人の心理ではないでしょうか?
外見を知り、中身を知ったあとで『なんか思っていた人と違う…。』なんてことは、よくある話ですが、店舗経営も同じことが言えます。

まずは、外装デザインの魅力で人の目につきやすくすることで、入店を促す。
その次に、商品の味やサービスを堪能して貰う。
この流れが変わることはありません。

繁盛店に成長させるためには、リピーターの獲得と共に、新規顧客の獲得は必須条件と言えます。
多くの人が入りたいと思えるデザインで、『競合と差をつける』店舗を目指していきましょう。

最後にもう一度言います。

入りたくなる店舗づくりは、『外装デザインが優れていること』
そして、外装デザインと『店舗のコンセプトがマッチしていること』
最後に、『味やサービスが充実していること』が大切なことです。

50-50では、融資や店舗の物件選び方についてもご相談を承っております。
インテリアデザインだけではなく、開業からしっかりとサポートしていきますのでお気軽にお問い合わせください。